今回の車両はダッジ ラムトラック ガソリン 5.7HEMI。
ATF(オートマチックトランスミッションオイル)の交換目安時期は20000km〜30000kmとなります。
ATF交換時の注意点ですが、走行距離が100000kmに近い車両や、
すでに滑りやシフトショックなどの不具合がある車両などは、
ATFを交換することにより症状が悪化する事があります。
現状で問題は無くてもATF交換でATが滑り出すなんてこともあります。
一度滑り出してしまったATは車から降ろしてオーバーホールする以外に改善方はありません。
また、中古車両を購入された際の納車整備で交換されていない車両や、
長年乗られていてATFの交換をしていない車両などは注意が必要です。
長期間交換を怠ると、ATに不具合が発生しオーバーホールしなくてはいけない状況になります。
そうなってしまう前に定期的な交換をお勧めいたします。
それでは作業内容の一部をご紹介します。
まずはオイルパンを外し、古いオイルを抜きます。
外したオイルパン内の鉄粉などは綺麗に洗浄します。
オイルフィルターは純正新品に交換です。
そして新しいガスケットを施し組み付けて完了です。
このガスケット部分からオイル漏れが発生している車輌も多いです。
交換作業はしっかりとした知識と経験のある整備工場でおこなってください。
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