ダッジ ラムバンのフリーズプラグ交換をご紹介します。
まず《 フリーズプラグとは? 》
シリンダーブロック側面に付いている銀色の蓋のような部品です。
冷却水が凍結して強い内圧がかかった場合にシリンダーブロックの損傷を防ぐために開きます。
ただ、その部品が腐食して今回紹介するような水漏れに繋がってしまいます。
長年冷却水を交換されていない車は腐食、傷みの進行が早まります。
ボディーとタイヤの隙間あたりから見える部分ですのでチェックしてみてください。
今回修理する車輌はこちらです。
腐食により穴があいてしまい水漏れが発生。
新品と交換していきます。
99y ダッジ ラムバン
入庫時の症状
・エンジンブロックとシリンダーヘッドのフリーズプラグからの水漏れ。
・ヒーターパイプのOリングからの水漏れ。
交換パーツ
・エンジンブロックフリーズプラグ
・ヒーターパイプ
・ラジエター
この車両、いたるところのフリーズプラグが写真の状態でした。漏れ止剤を入れてあったらしく少量の漏れですが、この状態は非常に危険ですので今回は新品に打ちかえします。
外からの腐食はまずあり得ません!フリーズプラグを外すと当然中は錆だらけです。
この状態になる原因はクーラントの定期交換を怠った事で錆や水アカなどが沈殿します。
左が新品で右が付いていたプラグです。ほとんど内側が錆て酷いものは穴が開いています。
内部をきれいに洗浄してフリーズプラグを打ち込み完了です。
エンジンブロックが錆ていれば当然ラジエターのコアも詰まっているためこちらも新品に交換します。
クーラント交換を怠るとエンジン内部が錆、フリーズプラグからの水漏れやラジエターが詰まりオーバーヒートにもつながります。夏前に点検・修理をしましょう。
今回交換した部品はネットショップでもご購入いただけます。
販売ページこちらからどうぞ。
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